代表理事挨拶


 海外ではエンタテインメントの様々な分野にてDJが重要な役割を果たすことが多く、その存在は社会的にも認知されており、それが近年のダンスカルチャーの発展に大きくつながっています。
 かたや日本においてはやっと風営法が改正されたばかりで、職業としてのDJはいまだにイメージで語られることが多く、その認知度、社会的地位が確立されているとは言えません。
 またDJ業界の内側をみますと、DJという職業を未来につなぐべく健全に活動するDJがいる一方、一部の緊張感のないDJが社会的問題を起こしていることも残念ながら事実です。2020年の東京オリンピックに向けて風営法の改正などがなされ、エンタテインメント環境の整備が進む中、少なくともダンスカルチャー界隈について言えば、社会的理解が進まないがために海外に後れをとっていることは否めません。

 本協会はこのようなDJ業界、ダンスカルチャーの現状を正しく受け止め、日本におけるプロフェッショナルDJのイメージ向上、社会的地位向上を図るため、以下に重点をおいて活動してまいります。

・職業としてのDJに対する広報活動を行います。例えば日本にはどんなプロDJがいるのか、どんなジャンルのDJがいるのか、普段DJがどう音楽と向き合い、パフォーマンスを行っているかなど広く発信し、DJという職業についての一般的理解の向上を図ります。

・プロフェッショナルDJ、またはそれを目指すDJに対するインターナルな行動規範の作成、啓蒙活動を行います。もって一般企業が安心してDJやイベントのスポンサーとなれるよう、DJという職業に対する社会的イメージの向上を図ります。

・今までどこにオファーしていいか分からなかった一般の人々が安心してDJにパフォーマンスを依頼できるよう、キャスティングを行います。

・趣味でDJをやっている方、これから趣味で始めたいという方に対して、趣味をより深めて頂けるような検定、ワークショップ等を行い、一般の人々にとってDJがより身近な存在になるよう活動を行います。


DJという職業が若い世代に健全に継承され、日本のダンスカルチャーが発展することを願って、ご挨拶とさせていただきます。


一般社団法人日本DJ協会
代表理事 橋本達史